大学生の主人公がいつものように友人達と下校していると話に夢中でいつもと違う道に入ってしまう。そこに口周りだけ作られている口の裂けた案山子を見つけ、思わず「気持ち悪い」と言ってしまう主人公。それ以降、味覚に違和感を覚えたり、口を開けると痛んだりするようになり、悪夢を見始めたことで、前に見た案山子が少しずつ自分の家へ近づいているような気がした主人公は怖くなり友人に電話で案山子のことや口の違和感、夢のことを話す。話を聞いた友人はそのことについて話したいことや聞きたいことがあるので、直接会う約束をするが、時間になって来たのは友人ではなかった